今はなき足利誓いの松(小山田地蔵)
2006年12月11日 旅行 コメント (1)
饗庭城跡の前の道を東南方向へ自転車で7〜8分も行けば、小山田地蔵さまとして知られる曹洞宗萬松山勝楽寺があります。本尊は子安地蔵菩薩。安産祈願で有名です。
寺の創建は、延元4年(1339)と伝わり、足利尊氏が寺の入口に、国家安泰と万民の幸福を願って松(足利誓いの松)を植えたといわれています。
教員をしていた20年前、宝物殿を見学に訪れた時には、見上げるような樹高32mのクロマツ(県指定)はまだまだ元気だったように思いますが、近年になってマツクイ虫の影響とかで、枝も折れ始めてしまい危険になったため、今年1月に伐採され、600年ほどの生涯を終えました。根も掘り除かれて、今はわずかにその掘り穴だけがむき出しになっています。
クロマツの由来を書いた説明板がなんだか悲しかったです。設楽原の信玄塚のマツのことを思い出してしまいました。
寺の創建は、延元4年(1339)と伝わり、足利尊氏が寺の入口に、国家安泰と万民の幸福を願って松(足利誓いの松)を植えたといわれています。
教員をしていた20年前、宝物殿を見学に訪れた時には、見上げるような樹高32mのクロマツ(県指定)はまだまだ元気だったように思いますが、近年になってマツクイ虫の影響とかで、枝も折れ始めてしまい危険になったため、今年1月に伐採され、600年ほどの生涯を終えました。根も掘り除かれて、今はわずかにその掘り穴だけがむき出しになっています。
クロマツの由来を書いた説明板がなんだか悲しかったです。設楽原の信玄塚のマツのことを思い出してしまいました。
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