東海自然歩道プチ散歩(引地〜椿坂)?
16丁目の登りからは道幅が急に狭くなり、探検気分が楽しみやすいのですが、ガラ石に足をとられてすべりやすいく、足元注意の立て看板が右手に見えました。そしてついに椿坂到着です。
息子は大喜び!右手上方に椿の巨木が。この時期、花は咲いていませんが、息子は花を見たいな〜♪を連発。
さっそく椿地蔵さまに参拝。地蔵さまといわれても、場所が違えば石ころと間違われてしまいそうなお姿です。左隣の説明書きのある石碑がなければ、東海自然歩道を行き来する人々にも気づかれそうにありません。
説明碑は、平成2年6月22日に菅沼家一族のご子孫の方が建立されたもので、墓が荒れ果てていくのを知って建立を決心されたそうです。地元の新聞にこの記事が掲載された時には、私も感心して、参拝しました。

椿地蔵さま脇の石碑には、縦書きで「椿地蔵 菅沼三右衛門定圓の墓」とあり、定圓が野田城主菅沼定村の弟であり、今川に背いて織田についたことにより、弘治2年(1556)8月21日布里合戦で敗れ、この椿坂で討ち死にした(29歳)ことが記されています。今川義元討ち死にの4年前のことでした。

息子は、討ち死にの意味がわかったようで、何度も地蔵さま手を合わせていました。参拝の後の息子の足取りは非常に軽やかで、引地まで45分で戻りました。息子のリュック荷物(安心グッズのぬいぐるみや絵本どっさり)は私が替わりに背負っていましたが・・・(笑)。

コメント

nophoto
kourei
2007年1月19日20:28

実は私、こんなにメジャーな東海自然歩道のどこも歩いたことがないのです。
私の歩く山道は名も知れぬ、どこも危険をはらんだようなところばかり(笑)
大野〜槙原あたりでしたら、線路やトンネル内を歩いたこともあります(笑)

倉次郎
倉次郎
2007年1月20日0:44

おそらく私も単独行なら、道なき道を歩んでいると思います。なにぶん息子同伴ですので(^^)
線路やトンネルはちょっと・・・。かなり怖いじゃないですか!
長篠の鉄橋なら高校時代に歩きましたが、年も年ですからもうそんなマネもできません(笑)。